春から始まった僧侶への道は、いよいよ冬を迎え、藤井善行が僧侶となるための1年という時間も終盤に入る。学ぶこと、そして「僧侶」となる自分に対峙しながら、ひとりの女性・日野灯との縁を感じ、思う。自らの足下を踏みしめながら、月を、ゆびさすさきを、信じて進む。
38歳、独身、カメラマンーーーデジタルカメラの台頭と共に、彼の仕事は確実に少なくなっていた。そんな折、叔母から進めら…
夏、学生達は北へーー被災地へ!! 一年間、仏教の学校に通うだけで僧侶の資格を得ることができるーー関東仏教学院に通い始…
福島での復興ボランティアが、四人それぞれの心に、強く“何か”を与えた。それは仏の道、己の道を真摯に考える一助となり、…
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