鹿島剣法五百年の命を受け、今、ひとりの少年が修羅へと旅立つ。少年の名は塚原銀駕。真の剣──それは文字通り真剣勝負の世界。竹刀と防具を用いる剣道が表の剣法だとするならば、真の剣は裏の剣法ともいえる。鹿島真実流、鹿島正義流、鹿島優雅流あわせて鹿島真剣三流。その鹿島真剣三流総帥であり、父である・塚原銀衛門景元が引退を決めたとき、銀駕はその地位を実力で継承することに。少年剣士、命がけの物語が始まる。
鹿島剣法五百年の命を受け、今、ひとりの少年が修羅へと旅立つ。少年の名は塚原銀駕。真の剣──それは文字通り真剣勝負の世…
自らが殺めた鹿島優雅流継承者・香取紅路奈、その亡骸に永久の愛を誓い、自らの葬式をすませ、修羅の旅へと立つ銀駕。備前、…
“雲の上より”。そんな血文字を残して幽鬼幻ノ進が逝った。殺めたのは、公家分流北真一派頭目・塩津聖希。その塩津との対決…