出会ったあの日も、すれちがった夜も、共にする今日も、いつだってまだ途中の私たち。――息を潜めて、からだを重ねて、それからずっとずっと恋をしてきたふたり。求め合いながら、許し合いながら、時にすれ違いながら、流れゆく季節を見つめながら、宮下雪乃(みやした・ゆきの)と岩井節子(いわい・せつこ)の恋愛風景に最終章が訪れる。ふたりぼっちの日々から、見えない道の先にある“心”を信じて――ひだまりに足をとめる。
“売れなかったアイドル”という過去から好奇の目と中傷にさらされ、高校生活に自らピリオドを打った宮下雪乃(みやした・ゆ…
ふたりの“関係”――それは、秘め事ばかりの恋愛風景。“売れなかったアイドル”という過去に目をふせるばかりだった宮下雪…
恋した相手は同性だった。私は、それから、異性を知った。――誰かから愛されたい。そう願っていた宮下雪乃(みやした・ゆき…
わたしたちは、わたしたちのもの。出会いは偶然だった。宮下雪乃(みやした・ゆきの)と岩井節子(いわい・せつこ)、ふたり…
求めて、初めて、距離を知った。――誰かから愛されたい。そう願っていた宮下雪乃(みやした・ゆきの)。そんな彼女を見つけ…
出会ったあの日も、すれちがった夜も、共にする今日も、いつだってまだ途中の私たち。――息を潜めて、からだを重ねて、それ…