古狼族の少年・糸巻は、ある日突然“飢餓期”に入る。これを終わらせるには、少女の姿をした植物“飴菓子”を育て、1年後に彼女を食べるしかない。一方、飴菓子も古狼の血が唯一の食料。喰い、喰われる関係のふたりの共存生活が始まる。異種族間の究極の純愛を描いた、切ないファンタジー。同名の単行本1巻所収の第1話を収録。
古狼族の少年・糸巻は、ある日突然“飢餓期”に入る。これを終わらせるには、少女の姿をした植物“飴菓子”を育て、1年後に…
古狼族の少年・糸巻と、少女の姿をした植物“飴菓子”。糸巻は飴菓子を敵から守り、己の血を与え育てる。1年後、熟した彼女…
あれから10年─。町では“飴菓子”の人工栽培が行われ、人々に売買されていた。青年になった糸巻は、売人に追われる天然の…
飴菓子を大量生産している、人工庭園。糸巻はそこで、飴菓子の餌として連れてこられた純血の古狼と出会う。自分の飴菓子をさ…
少女の姿をした植物“飴菓子”は、人工栽培により人間に売買されるようになった。高級飴菓子の競売会に出展された珊瑚姫。体…
飴菓子が売買される歪んだこの町を作り出してしまったのは糸巻だった!? 古狼族に訪れる“飢餓期”を終わらせるために愛す…
糸巻の助手となった天然のちび飴菓子。一人出かけた糸巻の後を追い、町へと飛び出すが、オオカミ族に捕まってしまい……!?…
“仕入れ屋”に買われたちび飴菓子は、実験台として薬品づけにされてしまう。一方、糸巻は、ちび飴菓子を探し回る。「キミは…