「身も心も捧げてもらおう」辰鳴之神の力になすすべのない理乃。しかし辰鳴之神もまた紫乃の死の真相を知りたがったのだった…。「供物」呼ばわり以外は優しい水神、その従者たちにも慕われ、理乃は徐々に心を開いていく。姉の死の理由を知るため、二人で姉・紫乃がよく立ち寄った場所を訪れる。そこは育った村が一望できる場所だったが、一歩間違えば崖の危険な場所だった。そこで姉の遺品を発見する…。
「姉の仇を討つため、私は神に嫁ぎます!」荒ぶる神に嫁として捧げられた姉は守り刀を手に不審な死を遂げた。村の神主は「神…
「今度の供物は肝が据わっておるな」優しかった姉・紫乃の不審死。その敵を討とうと荒ぶる水神・辰鳴之神(たつなきのかみ)…
「身も心も捧げてもらおう」辰鳴之神の力になすすべのない理乃。しかし辰鳴之神もまた紫乃の死の真相を知りたがったのだった…
「村の裏切り者だ! つるし上げろ!」一人で姉の墓参りをした理乃は、偶然訪れた村人たちに見つかってしまう。神嫁として捧…
「村ごと押し流してくれよう。辰鳴之神の祟りを知れ」姉・紫乃の死は神主が犯人だった! 真相を知った理乃は神主に体を奪わ…
「荒ぶる神呼ばわりされることが辛いし、悔しい」理乃の辰鳴之神への思いが、村を救った。辰鳴之神の神域の屋敷に戻った二人…