「俺が壮の代わりになろうか」──中3の冬、壮が死んだあの日。私は心にふたをした。壮と圭斗と3人でいたのに、今はもう、壮は私たちの側にいない。けれど出会ってしまった、壮の双子の兄・瞬と。壮と瓜二つの顔と声は、私のふたを揺るがす。お願いだから、壮と同じ顔で私を見つめないで。お願いだから、その声で呼ばないで。代わりになるなんて言って、あの時の壮と同じキスをしないで──…『キスまで、あと1秒。』のそうだすいが送るサスペンス・トライアングルラブ!
「俺が壮の代わりになろうか」──中3の冬、壮が死んだあの日。私は心にふたをした。壮と圭斗と3人でいたのに、今はもう、壮は私たちの側にいない。けれど出会ってしまった、壮の双子の兄・瞬と。壮と瓜二つの顔と声は、私のふたを揺るがす。お願いだから、壮と同じ顔で私を見つめないで。お願いだから、その声で呼ばないで。代わりになるなんて言って、あの時の壮と同じキスをしないで──…『キスまで、あと1秒。』のそうだすいが送るサスペンス・トライアングルラブ!