楽園の侵略者は花と、煙草の香りがした。琴子の自分だけの楽園に突然転がり込んできたつつじ。琴子は自分の中にするりと入ってくるつつじに戸惑いながらも心地よさを覚えてしまう。そんな中、つつじの過去が明らかになるのだが……※この作品は『ガレットNo.2』に掲載されている作品となります。
とある大学近くの住宅街。古いアパートの一室。そこには私の楽園がある。大学生の琴子は一人暮らしの自分の部屋が唯一の幸せ…
楽園の侵略者は花と、煙草の香りがした。琴子の自分だけの楽園に突然転がり込んできたつつじ。琴子は自分の中にするりと入っ…
「私と似てる」なぜかそう思った。つつじには、琴子が他人を受け入れているようで誰も受け入れていない、そんな風にみえてい…