俺の心の奥には、ずっとおまえがいた―――たった一度だけ、吟(ぎん)と結ばれた夜。その最高の思い出を胸に、苦しいほどの吟への想いを封印した花(はな)は、無実の罪で拘留された祖父を助けようと尽力してくれる要(かなめ)のプロポーズを受けようと決意する。けれど、要の父親であり、天堂組と対立する朱雀会会長は、「二人が結婚しようが、天堂組と相容れることはない」と、手を結ぶことを拒絶して…!?
おまえを早く抱きたくて 気が変になりそうだ吟が花の前から姿を消して4年。彼はレオと名乗り、ロスで別人として生きていた…
二人に許されたのは、ほんのわずかな時間…お前の匂いと感触を刻みつけておきたい──強盗団から暴行を受けた吟は“レオ・ウ…
おまえが幸せでいることをずっと祈ってる吟と深く愛し合いながらも、彼の新しい人生のために身をひくと決めた花。最後に残さ…