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大好きなお兄ちゃんと、私は一度だけ、体を繋げたことがある――。イトコのお兄ちゃん・幸地の隣の部屋に住んでいる私。4つ年上のお兄ちゃんは、昔から何でもできて、優しくてかっこいい。そんなお兄ちゃんが、彼女と別れて傷ついたとき、その心の隙間につけいって、私は身体を重ねた。それきり、お兄ちゃんは私と、どこか距離をとるようになった。……お兄ちゃんにとっては、一度きりのあやまちだったかもしれない。でも、私にとっては、そうじゃない。大好きな兄ちゃんと、もっと近づきたい、繋がりたい。渡した合カギを、使ってもらいたい――そう考えた私は…。