一生(かずお)は平成元年7月生まれ。ファロー四徴症(しちょうしょう)という心臓病であるために、“死”を強く意識しながら生きていかなければならない運命にある。この作品は一生とその父・大樹(だいき)が何を考え、どのように生きていくかを描く、絶望を希望に変える物語である!
一生(かずお)は平成元年7月生まれ。ファロー四徴症(しちょうしょう)という心臓病であるために、“死”を強く意識しなが…
平成2年9月。父・大樹(だいき)は、テニス選手として致命的な1年のブランクを押して、全日本選手権にエントリー。すべて…
父としていったい何をすれば、本当に息子のためになるのか。大樹(だいき)が苦しみの中で出した答えは、己の闘う姿を見せる…
2度目の手術の期日が迫る中、一生(かずお・6歳)は同じ心臓病の親友・輝(てる)の死に直面する……!! ――不安で眠れ…