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【特殊生命刑105】の判決を受けた囚人たちが送り込まれる執行場――。そこは窓もなく陽の光も入らない、閉鎖された空間。モニターに映し出された、『カンシュ君』と名乗る者は、こういった「寝タラ死ヌヨ!」。取りつけられた爆破装置に眠りを感知されたら、囚人たちは一瞬にして木端微塵。寝た者からどんどん執行される非人道的な死刑・特殊生命刑105であったが、救いがただひとつある。それは、最後のひとりになったら死刑は免れ、外の世界に出られるということ――。