『あまり恋をしないので 重症になるまで自覚もなかった』大学の寮で暮らす馬尾には、夢に出るほど大好きな先輩がいる。酔っ払って神社から拾ってきたぬいぐるみのクマみたいに背中が大きくて、さりげなく優しい木戸先輩。だけど、拒絶されるのが怖くて告白はできない。行き場を失った想いを埋めるため、マシュマロみたいに大きな人とばかり付き合っては、すぐに振られてしまう。恐怖に打ち勝って、あの広い背中に触れられる日は来るのだろうか──!?
『あまり恋をしないので 重症になるまで自覚もなかった』大学の寮で暮らす馬尾には、夢に出るほど大好きな先輩がいる。酔っ…