東京で実佑紀(みゆき)と同棲をはじめた一保(かずほ)。養女となり松嶋(まつしま)の家を継ごうとする奈保子(なほこ)。相談もせず話を進める姉に不満を抱く理保子(りほこ)。ケンカもできない距離ゆえに増す三姉弟間の不協和音。ゆく川の流れの中で移ろいゆく物語、堂々完結。
都の恋路、上ル下ル。仕事の路地(ろおじ)、いったりきたり。――堂本一保(どうもと・かずほ)・社会人3年目、25歳。き…
堂本家長女・堂本奈保子(どうもと・なほこ)、31歳。ホンマもんばかり取り扱った(高級)アクセサリーショップ経営中。ゆ…
堂本家次女・堂本理保子(どうもと・りほこ)、28歳。東京(よそ)からも声をかけられるぼちぼち評判のアクセサリーデザイ…
離婚の原因となった、松嶋(まつしま)の義母と再び相まみえることになった奈保子(なほこ)。一方、一保(かずほ)も実佑紀…
東京で実佑紀(みゆき)と同棲をはじめた一保(かずほ)。養女となり松嶋(まつしま)の家を継ごうとする奈保子(なほこ)。…