騎士団長を父に持つ16歳の伯爵令嬢のカレン。許嫁であったエリオットと婚約した直後、何者かに襲われ攫われてしまう。しかも助けに来たエリオットが、カレンをかばい命を落とし――カレンは祖母の言葉『カレンのキスは特別』を思いだし、エリオットに口づける。彼にもう一度会いたいと奇跡を願ったカレンが光に包まれ目を開くと、11歳に回帰していた。これを機にエリオットを守るため人生をやり直そうとするカレン。けれど前回より早く婚約が決まると襲撃も早く、エリオットをまた失ってしまう。「強くなろう。もっと強く――父のように」再び回帰したカレンは騎士団へ。元凶を見つけるため、今度こそ彼を死なせないために――