源平の命運が懸かる一大決戦を明朝に控え、険しい山で迷った漂太(義経)一行。山中の民家で、ワッシー(鷲尾三郎)という道案内を得るも、その道は危険に満ちた断崖の小道。漂太たちは間に合うのか……!? 歴史上、世に名高い源平合戦の「一の谷の戦い」が、今、始まろうとしていた! 平家城郭・一の谷城を見下ろす絶崖の上に辿り着き、源氏不利の戦況を見てとった漂太は、目の前の断崖絶壁を馬で駆け降りると宣言する!?
穏やかな月日が流れ、漂太(ひょうた)の奥州下向から6年が経った治承4年(1180年)。平氏の横暴に不満を持った源氏が…
本物の牛若の兄・源頼朝、死す――!? 源平石橋の合戦で頼朝殿はおそらく……と、恩人・藤原秀衡(ひでひら)に告げられ、…
奥州偵察に来た平家の麒麟児・平教経(のりつね)を相手に、源平の威信をかけた弓矢対決で辛くも勝利した漂太(義経)。屈辱…
今は亡き親友・牛若丸との約束を果たす為、奥州平泉に別れを告げる漂太(義経)達。そこに武蔵坊弁慶と伊勢三郎能盛という元…
本物の牛若の兄・源頼朝と源氏再興を誓って6年――。漂太(義経)は奥州平泉に別れを告げ、坂東で兵を集める頼朝の元に向か…
ついに再開を果たした宿命の兄弟たちを中心に、源氏一党の悲願・平家打倒の足固めは着々と調いつつあった。漂太(義経)たち…
源氏嫡流の血筋を仇と見なし、同じ「打倒平氏」を目指しながらも頼朝と敵対する木曽義仲。従兄弟にあたる漂太(義経)の仲間…
幼馴染み「りん」との再会、そして死の床にある宿敵・清盛との凄絶な邂逅……!! 京一番の白拍子と評判の「静御前」。それ…
清盛、死す。混迷する平氏と源氏、世は争乱の時代へ――。単身で忍び込んだ漂太(義経)に、死の間際の清盛が遺した「民を見…
鎌倉への道中、戦災孤児のひかり達親子と出会う漂太(義経)一行。飢饉が引き起こす略奪の横行から親子を守る為、漂太はひか…
起きた戦は止められない。ならば……。民の犠牲を見過ごせない漂太(義経)の才覚に目を向けた、頼朝軍随一の実力者・上総介…
頼朝対義仲、同じ源氏同士が一触即発の状況下で、争いを収めるため使者となり敵の本陣へ入った漂太(義経)。だが、説得には…
頼朝の厳命に従い、漂太(義経)が妻を娶り、鎌倉にはひと時の平和が訪れた。――だがその一方、倶利伽羅(くりから)峠では…
栄華を極めた平家一門が、義仲の攻めを恐れ、都を捨て西国へ逃げてゆく! 歴史の流れは大きく変わりつつあった。一方、源氏…
都落ちした平家が逆襲を開始した! 西国で力を盛り返し、都を目指し攻め上がる平家軍――。御所に立て籠もる法王は、義仲に…
後白河法皇を脅し、「征夷大将軍」と「頼朝追討令」を手に入れた義仲に対し、頼朝が立ち上がった! 搦(から)め手の総大将…
義仲、討たれる──。漂太(義経)は搦(から)め手の総大将として木曾軍を蹴散らし、“宇治川の戦い”に勝利を収めた。だが…
源平の命運が懸かる一大決戦を明朝に控え、険しい山で迷った漂太(義経)一行。山中の民家で、ワッシー(鷲尾三郎)という道…
自らの命を顧みず、断崖絶壁を騎馬で駆け降りた漂太(義経)達! この一の谷城急襲で、平家軍優勢の戦況は一変、源氏軍の優…
頼朝と漂太(義経)の兄弟間の絆に綻び、そして暗雲が!? 京の都に戻った漂太の元に不穏な噂が届く。北条時政の進言で、源…
後白河(ごしらかわ)法皇から検非違使の位を受けたことが頼朝(よりとも)の勘気を被り、義経(よしつね)は平家追討軍から…
いざ屋島合戦へ――! 平家討伐のため、嵐の海へ出航した義経(よしつね)軍は四国・阿波の勝浦へ上陸した。百八十騎の義経…
源氏の優勢で進む屋島合戦であったが、平家の誇る怪力・悪七兵衛景清(あくしちびょうえ・かげきよ)の登場により、攻め手を…
“仁の者”佐藤継信(さとう・つぐのぶ)を失い、悲しみにくれる義経(よしつね)軍の元に平家方の田口教能(たぐち・のりよ…
源平の雌雄を決する、壇の浦の戦いがついに開戦の刻を迎えた! 陸戦では常勝無敗の義経(よしつね)だが、迎え撃つ相手は“…
最強にして最大の敵(ライバル)平教経(たいらの・のりつね)×源義経(みなもとの・よしつね) 一騎討ち!!! 絶体絶命…
平教経(たいらの・のりつね)は自害、幼き帝も海へ身を投げ“壇の浦の戦い”は源氏方の勝利で終結となった。源氏による新時…
悲願の平家打倒を成し遂げた義経(よしつね)。だが、その正体が旅芸人の漂太(ひょうた)であるという真実を知った頼朝(よ…
入れ替わりの秘密を知り、義経(よしつね)抹殺に向けて動き出した頼朝(よりとも)。郎党達は身を呈して義経を守ると覚悟を…