「ようこ、迎えに来た」ある夜、仕事終わりにアパートの扉を開けたら、ダビデ像のように美しくしなやかで逞しいカラダの男が待っていて、私にそう言った。30歳手前なのにイマイチ現状を直視できない、しがないOLである私の世界が、その瞬間から、変わっていった――※本書は「ショコラブvol.19」に収録されております。
”「ようこ、平気なカオして。そうすれば俺も洗うだけですむ」お風呂でぬるぬる洗われながら、形のいい唇で耳元で囁かれて、…
”「俺の腕の中で啼く姿がたまらない」10数年前、小学生の時に出会っていたふたり。子どもの頃には思いもしなかった相手の…