死神との取引で、寿命が3年になる代わりに時間を巻き戻せる時計を手に入れた相葉純(あいばじゅん)は、その時計の力で、自殺願望の強い少女・一之瀬月美(いちのせつきみ)の自殺を邪魔することにする。時間を巻き戻し、一之瀬の自殺を邪魔し続けるうち、二人の関係は徐々に変化していき……。第8回「ネット小説大賞」受賞作品! 宝島社の大人気青春ノベルをコミカライズ!
死神との取引で、寿命が3年になる代わりに時間を巻き戻せる時計を手に入れた相葉純(あいばじゅん)は、その時計の力で、自…
一之瀬をゲームセンターへと連れ出した相葉は、遊ぶことの楽しさを知らせることで彼女の自殺願望を取り除こうとしていた。楽…
一之瀬の自殺を邪魔をした相葉は、そのまま彼女を映画館に連れていく。子どもの日ということで、賑わう映画館場内で、一之瀬…
相場が一之瀬の自殺を諦めさせるため、つれ出した先は水族館。着いて早々、大はしゃぎの彼女を見て、相場はひと安心する。し…
一之瀬が最後に自殺してから3週間。相葉は、彼女が自殺を諦めたことを期待する半面、もしかしたら自分が自殺の報道を見逃が…
相葉の前に再びあらわれた死神。彼女は、相葉がこのまま一之瀬の自殺を邪魔し続ければ、確実に後悔することになると、不穏な…
相葉は自身が自殺できなかった橋から、飛び降りて死んだ少女がいることを知り時間を戻す。彼女が何を考え、そしてどう結論づ…
死神が相葉に銀時計を渡した理由、それは自身の観察欲を満たすためだった。しかし、彼女の筋書きどおりに銀時計を使わず、他…
「明日 橋から飛び降りて自殺します」相葉に対して最後のお礼を伝える一ノ瀬。葛藤するが、その選択を認めない相葉。二人で…
相葉は橋から飛び降りようとしていた一ノ瀬を必死の思いで止める。彼女の感情の吐露に頷き、自分は味方だと伝える相葉。二人…
本当の意味で一ノ瀬の自殺を止めることができた相葉。二人は穏やかで幸せな日常を過ごしていたが、相葉の寿命は残りわずかと…
命を絶とうとしていた相葉を、止める一ノ瀬。彼女もまた死神と契約し、時間を戻していた。穏やかで幸せな時間を過ごす二人だ…