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小澤昌一は東洋大学予科生。東京・本郷の下宿先で銃後の暮らしの中にいた。戦況が悪化する昭和20年1月末、突然名古屋から父が上京し、直接手渡された臨時召集令状。北満州へ送られた後、上官から停戦命令の通達、すなわち終戦を知らされる。実弾を撃つことなく終わった戦争だったが、その後ソ連領の大地を北に向かわされ、ついにシベリアの荒野へ。待っていたのは粗末な収容所と、地獄のような重労働だった。
『新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 / 1』詳細情報
ジャンル | |
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雑誌 | |
出版社 | 講談社 |
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ページ数 | 全274ページ |
配信日 | 2020年07月31日 |