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「ライラは俺の、運命の女なんだ」猫耳と尻尾が生えた、ちょっと強引な王子。私の運命の人は、きっと……。幼馴染・オーランに告白され、無理やり押し倒されたライラ。オーランはいつも優しくて、自分のことを大事にしてくれる。けれど、ナシル王子の顔が浮かびその告白にどうしても応えられずにいた。一方、猫耳が生えたままのナシル王子は、ライラの匂いがざわついていることに気づく。ライラの元に急いだナシルが見たものは……。異国ファンタジーTL、ついに完結!