「今から虚宿を解き放ち、私が新たな封印となる」封印の犠牲になろうとするユキだが、五人の仲間は納得しない。しかし、外道を一時的に封印する結界はもって数分。 誰かが犠牲にならなければ、あふれ出る外道で世界は破滅する…。果たして、六人の下した決断は――!?宿命の物語が、ここに堂々完結。
私たちが、百年に一度生まれる「宿命の子」───? 京都の田舎・六辻村で育った六人の幼馴染。しかし、そのうち年長の四人…
幼馴染の最後の一人・春花を探し、鞍馬山に向かったユキたち。春花を一途に思う天哉に複雑な思いを抱くユキを、秋羅はせつな…
「私の覚醒だけ、みんなと違う…?」覚醒後、まるで別人のように大胆に傲慢に振る舞うユキ。時にあられもない姿で天哉を誘う…
「もう、天哉への気持ちは終わりにする!!」「あぁ~ん?(怒)」──儀式を切り抜け、覚醒後の自分と共存していこうとする…
虚宿の本体が封印されている、六辻村の洞窟へ入るユキたち。ユキはその夜、「雪」の過去を思い出す。それは、八百年続く封印…
「今から虚宿を解き放ち、私が新たな封印となる」封印の犠牲になろうとするユキだが、五人の仲間は納得しない。しかし、外道…