大企業の社長である父と優秀な兄・航に劣等感を感じている巴は世話役の南雲と共に離れで生活をしていた。しかし、南雲は春から兄の秘書になることが決まっている。南雲への気落ちを押し殺し、一人で平気なふりをする巴と南雲の思いは交わらない。「出会わなければよかった」巴のその気持ちは本心かそれともーー。
大企業の社長である父と優秀な兄・航に劣等感を感じている巴は世話役の南雲と共に離れで生活をしていた。しかし、南雲は春か…
南雲への想いに踏ん切りをつけようとする巴。しかしその思いを溶かすような南雲の優しさに、どうしても決心ができないでいた…
中学時代に巴の世話係として雇われた南雲。慣れない家事に悪戦苦闘するもクビにならいようにと奮闘する。肝心の巴は離さず部…
巴に自分の気持ちを伝えた南雲。突然の告白に動揺し、冗談として流そうとするが、南雲はそれを許さなかった。翌日、何事も無…
南雲の未来を考え離れることを決心した巴。バイト先も変え、南雲が気づいた時には消えるように消息を絶っていた。巴の父親の…
実家から飛び出した巴は、別店舗の花屋でバイトをしながら生計を立てていた。勤務先で大きなパーティの飾り付けに駆り出され…
数年振りの思わぬ再会。抑えていた気持ちが溢れてしまった南雲に巴は必死に己の気持ちをひた隠しにする。しかし、今までに見…
ずっとお互いを想い続けた片想いはついに実を結ぶ。これまでの過去を吹っ切るように南雲はお世話になった施設の園長に挨拶に…