寡黙で人付き合いが苦手な無我は、人気者で自分とは正反対の幼なじみ・零雄とともに、幼い頃から仏像彫刻に打ち込んでいた。無意識に零雄に合わせ、力をセーブしていると指摘された無我は、徐々に実力を開花、彫刻の楽しさに目覚めていく。一方、零雄は、無我の変化に焦りを感じ始め……!?
寡黙で人付き合いが苦手な無我は、人気者で自分とは正反対の幼なじみ・零雄とともに、幼い頃から仏像彫刻に打ち込んでいた。…
「自分には、才能がない」。その事実を認められず、無我を傷つけ、仏像彫刻から離れた零雄。零雄を傷つけてまで続けることは…