鳥居甲斐守忠耀を倒した半蔵は、切腹になるところを遠山の金さんの進言により大阪東町奉行の同心となるため、一路上方へと向かった。そこで半蔵を待ち受けているものとは!?
庶民泣かせの不当な権力やアコギな輩は絶対許さねえ。“北のかみそり”と恐れられ、“かみそり半蔵”の異名をとる北町奉行所…
「じゃかあしいーっ! 十手者とは、さむれぇや金持ちを守るんじゃねぇ。弱い百姓町人を守ってやるのが大義王道でぇっ」。強…
美形の江戸の娘義太夫36名が、風俗を乱すという理由で即日伝馬町の女牢に投獄された。だが、女牢では牢名主によって身の毛…
寺社だろうが武家屋敷だろうが、どこでも立入御免のお墨付を持つ同心・かみそり半蔵。女神主・大酔女(およいめ)が妖しげな…
木枯らしの吹く貧乏長屋。病気で苦しむ父親を楽にさせるため、首を絞めようとする親思いの娘。だが、親殺しは引廻しの上…磔…
半蔵は、江戸で不始末をおこして左遷された者が行き着く場所、甲府勤番にとばされる。ひとたび甲府勤番になると生きて江戸に…
南町奉行・鳥居甲斐守忠耀が実権を掌握する江戸へ甲府から呼び戻された半蔵。慣習をやぶって北町奉行へ復職するということは…
いまや為政者の走狗に成り下がった半蔵は、江戸の庶民が怖れおののく存在になっていた…。半蔵は江戸のワルガキを集めて十手…
遠山左衛門尉が上意を偽り、白紙の勧進帳を出したことによって打ち首の刑から間一髪で救われた半蔵。彼らは、鳥居甲斐守忠を…
鳥居甲斐守忠耀を倒した半蔵は、切腹になるところを遠山の金さんの進言により大阪東町奉行の同心となるため、一路上方へと向…
上方の東町奉行所を抑えた半蔵に凄みを感じ、近づいてきた西町奉行所の十手もん「目明しの勝兵衛」、またの異名を「スッポン…
松尾町牢屋敷の札付き女白浪五人衆・弁天のお京、はんにゃのお今、ごろまきのお房、むく鳥のおはま、紅鶴のお葉。半蔵は、彼…
半蔵が千々砕八郎を葬り去ったのは、“大義王道”の為であった。しかし、半蔵は佐々木信濃守が差し向けた刺客「鳥もち加藤」…
大阪の東町奉行所を辞め、命からがら江戸へ舞い戻った半蔵。その道中、あおいと名乗る女に出逢う。お庭番どもを向こうにまわ…
追い剥ぎなどの事件が江戸で多発していた。そこで、南北町奉行所並びに火盗改行は合同で大捕物の網をはりめぐらせた。町方と…