いつもは見えないけれど、ふと垣間見えるユキと凛太郎(りんたろう)の深い絆。その瞬間に触れ、あかりは激しく動揺していた。一方ユキは、あかりの撮った自分の写真に不思議な感慨を抱いていた。あかりが隠してきた気持ちは、写真を通じてユキに伝わる。「抱きたい?」ユキの思いがけない問いかけにあかりは──。
彼女に、彼女は恋をする。あかりの心は、捉えられた……二眼レフを構える美少女・ユキの瞳に。高校3年生になった春、深山(…
いつもは見えないけれど、ふと垣間見えるユキと凛太郎(りんたろう)の深い絆。その瞬間に触れ、あかりは激しく動揺していた…
こんなに近くにいるのに、こんなに寂しい。あかり→ユキ→凛太郎(りんたろう)→あかり。焦がれるような片想いの季節は、秋…
彼女は向き合う、彼に、そして自分自身に。――「ユキはずるい」放たれたあかりの言葉は、ユキがかつて心の奥にしまい込んだ…
彼女は、彼女に告白する。――ユキが吐き出した胸の内。溢れる想いをあかりが受け止めて、すれ違い続けた二人は重なり合う。…