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「愚かな男だろう? たとえ息子だろうと、許せないなんて」苛烈な嫉妬と欲望に、溺れていく。たとえこれが許されない関係だとしても――私は幸せ。学校の教師を勤める末高みちるは、先輩の教師である代々木と不倫関係を続けていた。生徒たちの前では先生ぶるかたわら、学校の場で隠れて代々木と行為をする――人には言えない関係でも、憧れの代々木に求められることにみちるは喜びを感じていた。そんなある日、みちるは教育実習生の指導担当となる。その相手は、代々木の息子、篤人で……!? 「ご指導よろしくお願いしますね、先生」代々木の微笑みの、意味は――…。