倒幕の味方を募るため、関東へと向かった石と猿。その途上で、謎に包まれていた猿の出自が明らかになる。そして二人が出会ったのは、中世最強ともいわれる武士の血脈、足利一族。のちに日本を牛耳る男たちと、二人はどう渡り合うのか? 石の、猿の、そして日本の運命が変わり始める第3巻!
鎌倉時代末期。商人にこき使われる奴隷身分の下人・石は、ひょんなことから武士にとらわれた謎の男・猿と出会う。協力し合っ…
鎌倉時代末期、元奴隷の石は猿冠者と名乗る男とともに京へ向かう。そこでときの天皇、後醍醐帝の皇子である大塔宮とともに修…
倒幕の味方を募るため、関東へと向かった石と猿。その途上で、謎に包まれていた猿の出自が明らかになる。そして二人が出会っ…
猿との別れから7年、石は楠木正成の右腕として活躍していた。時あたかも鎌倉時代末期、後醍醐天皇がついに挙兵し、倒幕を目…
一度は敗走したものの、石と楠木正成は再起を図って難攻不落の千早城を建設。数十万とも言われる幕府の大軍を迎えて、乾坤一…
畿内の盗賊たちを結集し、軍団をつくった石は京に乱入。そこには幕府の西の要、六波羅探題があった。壮絶な戦いの果てに、決…