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読書感想文のために苦手な読書をすることになった陽太(ようた)。読むとしたら2冊の内ましな方はどちらかと、読書好きな夏希(なつき)に相談。すると夏希は「二択は常にどちらを選んでも正解だ」と言う。森で鹿用の罠にかかった子虎を助けるか否か―。たとえ話の世界で展開する夏希と陽太のフィロソフィア―哲学―の物語。エピローグを含んだ第1話『森の子虎 編』41ページ。
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とある一冊の絵本を手放すことにした陽太。お気に入りの絵本作家が描いたものだったがその内容が不可解すぎて小さい頃に困惑…