時は平安。宮中に陰謀渦巻く時代。大の蹴鞠好きの藤原泰申は、かつて蹴聖と呼ばれ、蹴鞠の達人だった父・成通と同様に、帝の御前で蹴鞠をすることを目標としていた。自らの秀でた技芸に驕りがある泰申はある日、大伴少納言・貴光の怒りをかってしまう。これがきっかけで、泰申は朱雀門の上で蹴鞠をすることになり─。華麗なる平安蹴鞠スタート!! 同名単行本所収の第1話を収録。
時は平安。宮中に陰謀渦巻く時代。大の蹴鞠好きの藤原泰申は、かつて蹴聖と呼ばれ、蹴鞠の達人だった父・成通と同様に、帝の…
貴光の言葉通り、朱雀門で見事な蹴鞠を披露してみせた泰申。その姿を見た業輔は、泰申に力を貸してほしいと願い出る。業輔の…
蹴鞠の楽しさを斉子に教え、問題を解決した泰申。だが、斉子が引きこもっていた理由が、さらなる展開を見せることに。斉子は…
泰申の蹴鞠の噂が帝にまで届き、かつての蹴聖・成通の技芸が見たくなった帝は、鞠会を開くと言い出す。だが、成通は二度と蹴…