「描けば描くほど、レオナルドという人間の全貌が分からなくなる。捕まえたつもりでいると、“そこは足だよ”という声が聞こえ、また呆然としてしまう」――名匠・かわぐちかいじが挑む、レオナルド・ダ・ヴィンチの濃密な青春、第1部完結! 翼を背負って草原を駆けるレオナルドの熱情や、ボッティチェルリ、ロレンツォ、ミケランジェロたちとの出逢いがのびやかな筆で描かれる。ここに今、ルネサンスという奇跡が立ち上る。
“悪魔の子ども”レオナルド・ダ・ヴィンチ、12歳。“偉大なる跡取り”ロレンツォ・ディ・メジチ、15歳。やがて稀代の天…
「人はなぜ、絵を描くのか。なぜ、芸術を生もうとするのだろうか。その解答は、“心”の成り立ちを追究することで、つかめる…
貞操を越えて愛してしまった義母の死と同じころ、レオナルドのもとに届いたのは、「同性愛の罪」を告発する怪文書だった! …
「描けば描くほど、レオナルドという人間の全貌が分からなくなる。捕まえたつもりでいると、“そこは足だよ”という声が聞こ…