曹操の父は徐州の陶謙の配下によって殺害された。これを期に曹操は一気に徐州を攻め立てる。潰走する陶謙は劉備に助勢の使者をたてた。決して好漢とは言えない将軍だがかつて劉備は恩を受けた。義には義で返すことを信条とする劉備は関羽、張飛とともに陶謙が立て籠る城に入る。闘いは曹操軍の糧秣切れで引き分けに終わった。 一方、呂布は袁紹の麾下に入っていた。しかしあまりの強さに袁紹もまた、手に余る。下野した呂布に近づいたのは陳宮だった。以前曹操の下にいた天才軍師だ。
後漢末の中国、朝廷は修復不可能なほど腐敗していた。宦官や外戚による収賄政治がまかり通り、各地で農民による反乱が起こる…
曹操は出世など望んではいなかった。天下に号令することだけを目指していた。劉備とその両腕のような関羽と張飛が欲しい、と…
董卓は少帝を廃し、陳留王・協を第14代皇帝とし、自ら相国の地位につき、漢王朝の支配権を手に入れた。暴政暴虐の限りを尽…
少帝を廃し、陳留王・協を第14代皇帝とし、自ら相国の地位についた董卓は後漢王朝の独裁者となり、残虐非道の限りを尽す。…
洛陽は焦土と化し、都は百万の民とともに長安に移された。董卓の強引な遷都だった。後漢王朝の実質独裁者になった董卓の暴虐…
わずか三万で百万の黄巾軍にたちむかうと聞いて、その勝ちを予測するものは誰もいなかった。しかし、曹操はやってのけた。飛…
曹操の父は徐州の陶謙の配下によって殺害された。これを期に曹操は一気に徐州を攻め立てる。潰走する陶謙は劉備に助勢の使者…
下ヒ城を手に入れた劉備の下に、曹操と袂を分った陳宮と呂布がやってきた。関羽と張飛の反対を押し切って、義侠の大儀のため…
呂布と陳宮に下ヒ城を追われ曹操を頼った劉備一党。屈辱を胸に隠し、客将となる。急激に力をつけてきた呂布は曹操にとって脅…
曹操は呂布との最後の決戦に挑む。先鋒は、下ヒ城を追われ曹操を頼り、客将となっていた劉備一党。後詰めに二十万の大軍を率…