「おれがつばさのαなんだ」翼冴(つばさ)が盤里(ばんり)に犯されているあいだ、閃里(せんり)は教師から教育的指導を受けていた。稀有な高IQを持つエリートである一方、その奔放な性格に手を焼いているという教師の心配にも我関せず、翼冴への恋心で今は手一杯だと語る閃里。翼冴との出会いを運命と信じる純粋な彼だったが――寮に戻った盤里の背中を見てその心は激しくざわめく。思いつめた表情で折り入って話があると告げる盤里に閃里は――…
「これは命令だ。きみの半身、運命の番からの」閃里(せんり)との逢瀬を目撃され、翼冴(つばさ)は怒り狂った盤里(ばんり…
「おれがつばさのαなんだ」翼冴(つばさ)が盤里(ばんり)に犯されているあいだ、閃里(せんり)は教師から教育的指導を受…
閃里(せんり)が薬の開発のため海外に飛び立ち、それから数年後――…児童福祉司として日々奔走する翼冴(つばさ)は、盤里…