心十郎が求めていた本当に欲しかった体温。エンバーマー山根(やまね)の抱いている夢と、エンバーマー間宮心十郎に提示された道。列車衝突事故をきっかけに、心十郎の過去に触れたアズキの決意。 「エンバーマーになってわかった事。人はこの36度の体温で 必ず誰かを救ってる」 死者をおくるプロフェッショナル・エンバーマーの物語、ついに完結!
エンバーミング【embalming】――それは、遺体に防腐、殺菌、修復などの処置を施し、生前の姿に近く戻す技術。死化…
逝く者と残される者、それぞれの愛の形骸。サンタクロースが叶えてくれた願い事。麗が死装束を作る理由。エンバーマーが気づ…
ストーカー被害にあっていた女性を守った者は。エンバーミングは亡くなった人の為にあるのか。それとも残された遺族の為にあ…
心十郎が求めていた本当に欲しかった体温。エンバーマー山根(やまね)の抱いている夢と、エンバーマー間宮心十郎に提示され…