第一次川中島の戦い、開幕。宿命の初対決!天文二十二年(一五五三年)八月…景虎は武田晴信(後の信玄)との初対決である第一次川中島の戦いの最中にあった。晴信が出方を窺い、塩田城に籠城する中、景虎はシロを影武者に立て、自軍を二手に分けて敵をかく乱する。しかし、晴信も軍師・山本勘助をはじめ、忍びを長尾軍に差し向け、景虎の狙いとその正体に迫るが……!?大胆不敵な女と冷静沈着な男。計五回、約十二年にわたる戦いの始まりは、まるで恋の駆け引きのようだった――東村アキコが描く本気の大河ロマン。女・上杉謙信一代記、胸熱くなる最新第7集!