森内と林は後見人より、八重が患っている「進行性核上性麻痺」が治癒することのない難病であることを告げられる。動揺する二人だったが、八重が穏やかに過ごしてゆけるよう見守ることを決意する。その頃、姑を亡くした同居の嫁より遺品整理の依頼が入る。深い確執のあった姑の遺品は見るのも嫌だと全て処分することを希望されたが、遺品の中から指輪が見つかり…。去り行く者と残される者、その関係が織りなす様々な人間模様。
派遣OLの森内は、数年前に死んでしまった母親の遠い親戚の死を警察から聞き、後処理に向かった。いつもビンボークジをひい…
親戚の死をきっかけに、遺品整理業社で働くことになった元派遣OLの森内。初めて依頼を受け、見積もりに行った先は、小奇麗…
森内が「遺品整理業社・ヒューマンズ」で働き出して数カ月、初めて特掃=特別清掃の仕事が入る。以前の遠い親戚の現場でのこ…
孤独な50代の男性の事故死と101歳のおばあちゃんの大往生。ふたつの現場…。同じ命の足あとを消す作業のはずだが、それ…
通勤前、道端で水をまく女性と遭遇、水をかけられた森内。お詫びに…と家に招きいれる女性。森内の仕事を聞いた女性は、遅刻…
朝、通勤すると見知らぬ女性が森内の席に座っていた。その女性は面接にきたというが、社長と直接話しがしたいと言って、居座…
面接の結果、不採用になったはずの彼女(林まい子)が、毎日のように会社にきては、雑用などをしている…。なんと彼女は、以…
20年も会っていない親戚の死の後処理をすることになった大会社の社長が依頼者。森内と社長が見積もりに行くと、どうやら訳…
ある老人の死…。そしてその看病していた妻も体調を崩して入院中だという。依頼者は、その息子…。一緒に暮らしていたハズの…
ある日、迷子の子猫と出会う森内。そして、今回の現場は、若い女性の孤独死。そのアパートの中にはたくさんの猫が飼われてい…
ある自殺現場のクレームに対応していると、金縛りにあうと同僚が訴えてきた。そういえば、壮絶な自殺現場のあとに、住む人は…
今回の依頼は、妹さんによる、15年前に亡くなった兄の遺品整理。小学生だった兄。一日一日少しずつ、やっと悲しみを終わら…
依頼のキャンセル…。それは数年前にもされた同一人物。老人ホームにいる母。その娘と母の妹にあたる叔母が依頼人だ。
自殺現場の特掃依頼。依頼者は元夫。生命保険の受け取り人にもなっている。壮絶な自殺現場におののく依頼人と冷静なヒューマ…
今回の依頼は、ゴミ屋敷…。閑静な住宅街に突如現われるゴミ屋敷は、テレビで放映される。近所の通報で市役所が動き…住人は…
今回の依頼は、店主が倒れ廃業になった理髪店。ところが見積もりに行くと、店主から怒鳴られキャンセルに…。
今回の依頼は、ビルメンテナンス会社から特掃の依頼。社長以外は出払っており、人手が足りず、休みだった林まい子を呼び出す…
家の中から異臭がする…。事件や事故かわからぬ依頼に、駆けつけた森内と大月は、家に入って同じく異臭を感じる。床下を調べ…
ある孤独死の現場の作業中。壮絶な遺品争い…。故人の遺体痕の前でも作業中でもかまわない遺族たち。ウジやハエがいる中でも…
自殺現場の作業のあと、その階下の住人宅の清掃に入る、林と大月。不動産屋からの連絡後30分以上待たされ、やってきた女性…
今回の依頼は、特掃が必要な現場。スタッフは別の特掃に出払い、急ぎという、孤独死の現場に社長と森内が向かう。依頼者は、…
クリスマス時期…そこに女性からの電話、廃棄のみの作業。しかし、かなりの量がありそうな予感。森内が見積もりに行くと、そ…
社長が神妙な面持ちで大月にスーツ着用で一緒に来るように…と。依頼は…高級マンションの住人の孤独死。セレブの幸せな家庭…
ヒューマンズの倉庫内で、廃棄物をチェックする森内。そこに社長からの電話が…。孤独死の現場からさらに荷物が運び出されて…
生前予約しているヤエさんの自宅へ久しぶりに向かった森内。デイケアサービスを受けているというヤエから、生前予約をしたい…
ヒューマンズに依頼の電話がかかる。依頼人は、見積もりに女性と特掃経験者を同伴してほしいとのこと。森内と大月が現場に向…
見積もりの依頼が入る。今回は、森内のみで向かった。依頼人はとても暗い顔をしており、近親者をなくして間もない様子だった…
久しぶりにばったり友人と会った森内。独身の自分と比べ、結婚をし子どもを育てている友人がうらやましく思えた。ところが、…
今回の依頼は、遺品整理とともに、遺言書を探して欲しいという。相続人が8人も出てきてやっかいだというもの。ところが、以…
今回の依頼は、事情があり葬儀にも出られなかった娘さんが、特別清掃ではなく、現場から遺骨を探して持ってきてもらいたい……
今回は自宅のゴミ処理の依頼。依頼人の姉からの連絡だった。いくら生きている人間のゴミだからといってもあなどれない…。本…
海辺を歩くまいこ。その時電話が鳴る。相手は職場の森内だった。お休みだけど、見積もりに付き合ってほしいと。依頼人は、生…
社長に怒られてばかりの森内。そこに見積もりの依頼が入る。ところが、みんな出払っていた。ひとりで見積もりに行くと、そこ…
あるマンションのオーナーからの電話依頼。住人が亡くなったとのこと。マンションのリフォーム等の見積もりだ。発見も早く特…
オフィスにスタッフ大月を指名しての依頼が入る。名前を聞いても知り合いではなさそうな感じ。しかし、見積もりに行ってみる…
渋滞の中、急いで着いた依頼先には、ひとりの女性が苛立ちを隠せない様子で立っていた。代理人というその女性は、立ち会わず…
オフィスの中、ランチタイムにあった、あるカップルの話題から、ウソについて語り合う社員たち。ウソも方便…ウソをなくして…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第38話。オフィスに1本の電話が入った。見積もり依頼。今回は特掃の心配の…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第39話。オフィスにて談話中、以前に請け負った依頼人の家にいた、大量の猫…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第40話。スタッフの大月宛に女性から荷物が届く。「彼女でもできたの~?」…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第41話。急にジョキングをはじめたスタッフのまい子。駅伝を見ていたら、私…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第42話。幼いころに住んでいた場所が懐かしくなり、ネットで検索する森内。…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第43話。梅雨のジメジメした天気の中、マンションの屋外での特掃の依頼が入…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第44話。社長から朝イチの仕事が…。市役所におつかいということだったが、…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第45話。ある日、体調が悪くて寝込んでしまう森内。熱のためか、ペットボト…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第46話。オフィスの冷蔵庫にノンアルコール飲料が入っていて、ちょっとした…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第47話。大月と森内は、車で2件の依頼の見積もりに向かっていた。1件目は…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第48話。大月と森内は、車で2件の依頼の見積もりに向かっていた。1件目は…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第49話。2件の見積もりに出かける森内と大月。1件目の依頼人の大家は、特…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第50話。2件の見積もりに出かける森内と大月。1件目の依頼人の大家は、特…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第51話。関がたまたま見つけた”断捨離”の本を読みながら、年末の大掃除の…
生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第52話。人はひとりでは生きてはいけない…。でも、人と関わりたくない時も…
特別清掃――特別だけれど特別じゃない、一般の人では困難な状況をプロとして処理する、死後現場の清掃・消毒作業。生活感が…
血の海と化した自殺現場での特掃。なぜ弟は19歳で死を選んだのか――心を置き去りにされた自死遺族の依頼内容は、特殊清掃…
それは珍しく普通の依頼――遺品整理でも特掃でもない、引っ越しの為の不用品処理。部屋に溢れかえった同棲相手との思い出を…
死後一カ月経った孤独死の特掃。シングルマザーだった故人が肌身離さず持っていた、亡くなった息子さんのへその緒。お棺に入…
腐敗や悪臭といった汚染はまだない孤独死の部屋。今回は遺品、家財道具処理のみで大丈夫と判断したが、一方的に攻め立て部屋…
作業員が機械に挟まれ事故死した工場からの特掃依頼。特殊な機械で知識もない、安全バーさえ破損した危険が伴う現場。機械メ…
工場からの特掃依頼を受けることになったヒューマンズ。主電源は切れてるとはいえ、危険を伴う特殊な機械の清掃。圧死した故…
亡くなった息子さんの遺品処理の依頼。親御さんに何度も確認をし納得の上での依頼だったが、前日に急遽キャンセルの電話が……
「自分が情けないです」ため息をつき汚部屋に佇む依頼人。転職して収入も地位も上がったのに、ストレスで心の余裕がなくなり…
今回の依頼は昭和の古い一軒家、全室分の遺品廃棄。見積もり依頼で訪れたその家のリビングで目にしたのは、既に生産が終了さ…
自殺の方法で一番多いのは『○○』。自殺の原因で一番多いのは…。取り壊し予定の老朽アパートで白骨化死体が発見された。汚…
遺品…それは人が生きた日々の証。そして残された人とのかけがえのないつながり。人は何を思い、いつ、それを手離す決断をす…
老人ホーム個室の遺品整理の依頼。そこにあったのは大量の卒業アルバム。学校という限られた空間の中でのつながりにとどまら…
ごみ屋敷の清掃の依頼。しかしそれは依頼人自身の家ではなく「実家」。家が荒れ果てたのは、高齢の両親が生活能力を失ってし…
「八重さんに会いに行かない?」かつて親交を深め、現在は施設で暮らす依頼人への面会を林にもちかける森内。八重は認知症の…
遺品整理の生前予約をしたい。だが整理してもらう家がない!建て替えを理由にアパートの退去を迫られた男性。健康で経済的に…
孤独死した男性の住居への特別清掃に向かった大月と林。しかし、それまで全く音信不通だった弟が遺したとおぼしき預金通帳の…
森内と林は後見人より、八重が患っている「進行性核上性麻痺」が治癒することのない難病であることを告げられる。動揺する二…
大月の愛犬の衰え、八重の病状…一見変わりのない平凡な日々のつながりの中でも、確実に時は流れている。そんな中、ヒューマ…
孤独死した70代の男性の遺品整理に際し、依頼主である故人の妹は立ち合い無しの見積もりを依頼。しかしそれは遠方在住だけ…
ヒューマンズで遺品供養を依頼している寺の住職より、ネットで遺品のお焚き上げを承ってはどうかと持ち掛けられる。遠方の依…
亡き母の遺品である琴や三味線をお焚き上げしてほしいと依頼してきた女性。高価と思われるそれらの買い取り査定を拒否し、廃…
弱ってきた愛犬チビの看病を続ける大月。遺品整理の依頼を受け向かったその部屋には、依頼人が子供の頃に父親に買ってもらい…
林は緊急入院した母親を見舞うが、元々のわだかまりもあって口論となってしまう。天涯孤独の森内は家族に縁が薄いがために詐…
森内と林は特別養護老人ホームに入所している八重を見舞う。面会に訪れる度に衰弱してゆく八重に心を痛める2人。一方、大月…
不仲な母親から突然母子手帳が届き、同様する林。家族に縁の薄い森内と関もそれぞれの境遇に思いを巡らせる。特別清掃の見積…
特別清掃に出向いた大月と林を迎えたのは80代の女性。依頼の内容は精神を病んでいた娘が自死した部屋の原状回復。遺された…
容態の急変した八重のもとへ駆けつける森内と林。二人を認識した八重は林の手をさすり、優しく言葉をかけた。八重がこの世に…